サックスを吹いてみたいと一度は思ったことがあるシニアは少なくないようです。
もしかしてあなたもあのきらびやかでかっこいいあのボディから奏でられる音に魅せられ吹いてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
サックスを始める方法はいろいろありますが、ここでは、初心者が始める方法として適した方法をいくつかご紹介します。
サックスにかぎらず楽器をマスターする場合、最適な方法を知ることはとても大切です。楽器を購入したのに、じゃあどうやって練習したらいいんだ?と
ならないためにも、効率の良い方法を知ることから始めましょう。
ここでは音楽教室、通信教育、オンラインレッスンの三つの方法について詳しくご紹介します。
音楽教室
まずは音楽教室からみていきましょう。
音楽教室では、まずひとりの先生がいて自分は生徒としてマンツーマンで指導を受けることができます。
先生と直接コミュニケーションをはかりながら習うことができるので初心者でも気兼ねなく安心して始められます。
なので基礎から丁寧に教えてもらうことができます。グループレッスンという形式もありますが、それぞれの生徒の上達の程度も違いますし、それぞれの苦手な箇所も違ってきますので、やはり1対1がおすすめです。上達より仲間といっしょに楽しくやりたいとという人にはグループレッスンもありだと思います。
また個人レッスンよりもグループレッスンのほうがほとんどの教室で月謝が安くなりますので、あまりお金をかけられないという人にはお勧めです
また発表会や演奏会などの機会も設定されている音楽教室も結構ありますので、自分の今の実力を発揮できる実践的な場として最適だと思います。
地域の音楽教室を調べてみると、初心者向けのクラスや個別レッスンを提供しているところも多く見つかるでしょう。
全国展開している名前の知れた音楽教室のサックス講座について見てみましょう。それぞれの音楽教室の特徴を知って、あなたに合ったサックス講座をまずは無料体験してみてください。
ヤマハ音楽教室
ヤマハ音楽教室は、全国の教室の数では一番多い教室数を有した大手の音楽教室です。サックス講座では、初心者からある程度吹ける経験者までそれぞれのレベル合わせたレッスンを受けられます。個人レッスンとグループレッスンがあり、個々のペースに合わせた指導が受けられます。
初心者の方は、ロングトーンなどの音出しから始まり運指(指の動き)、音符の読み方といった基本なことから始めます。
ジャズのアドリブを吹きたい」という方にも対応できるよう、基本的なコードやスケール、ジャズ特有のスイング感、初歩的のアドリブの方法など、初心者の段階からレッスンを受けられます。そして徐々にステップアップしていき、より本格的なアドリブが吹けるよう指導していきます。
ヤマハ音楽教室の地域別音楽教室は下記から探してください。
ヤマハ音楽教室
島村楽器
島村楽器も全国にサックス講座も充実していて、プロの講師陣も多く在籍し丁寧な指導が特徴的です。初めてサックスを吹くという方も安心して始めることができます。個人レッスンがメインとなりますが、グループレッスンも受けることができます。定期的な発表会やイベントもあり、目標を持って練習に励むことができます。
島村楽器の地域別音楽教室は下記から探してください。
島村楽器
カワイ音楽教室
カワイ音楽教室では、サックスを始めるシニア向けのプログラムも充実しています。個々のニーズに合わせたカリキュラムが用意されており、楽器の基本から音楽理論まで丁寧に指導します。また、
楽器の構え方や吹き方を覚えたら、まずは4つの音で吹ける簡単な曲で練習。楽器や楽譜に慣れていきます。
音と音をなめらかにつなぐスラー、音の初めを明瞭にするタンギング、音を長く一定に鳴らすロングトーンなどのテクニックを覚えます。
出せる音域を広げるとともに、リズムのバリエーションを増やし、さらに豊かな表現力を身に付けます。
カワイ音楽教室の地域別音楽教室は下記から探してください。
カワイ音楽教室
各教室とも、サックスの基礎から応用まで幅広くカバーするカリキュラムが組まれています。
楽器の構え方と基本姿勢:正しい姿勢と持ち方を習得し、長時間の演奏でも疲れにくくするための指導があります。
音出しの基礎:リードの扱い方、息の入れ方、音を出すための基本技術を学びます。
音階と運指練習:スムーズな指の動きと正確な音程を習得するための練習を行います。
リズムトレーニング:様々なリズムパターンを学び、音楽の幅を広げます。
曲の演奏:クラシック、ジャズ、ポップスなど、多様なジャンルの曲に挑戦します。
費用について
費用は教室やレッスンの形式によって異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。
入会金:5,000円~10,000円
月謝:個人レッスンは月8,000円~20,000円、グループレッスンは月5,000円~15,000円程度
楽器レンタル料:1,000円~3,000円/月(楽器を持っていない場合)
各教室とも体験レッスンを行っており、実際のレッスン内容や講師の雰囲気を確認することができます。体験レッスンを受けてから入会を決めるのもおすすめです。
通信教育
次に通信教育を見てみましょう。これはテキストにDVDやCDなどが付属した一式の教材として提供されます。通信教育形式のレッスンのメリットは
時間にしばられず、自分のペースで進めることができるという点です。音楽教室のように決まった日時に通う必要がないので、自分の自由な時間を使って
練習を進めることができ、自宅でリラックスした気分で吹くことができます。初心者向けにカリキュラムもよく考えて作成されており、とても分かりやすい
解説でスキルアップできるように作られています。半面、自分の裁量でできるため、怠けてしまい上達が遅れてしまうといったこともありますが、まとまった
時間がとりにくい人や近くに音楽教室がなく通うことが難しいという人には最適な方法だと思いいます。
オンラインレッスン
インターネットを使って、リアルタイムで講師からの指導が受けられます。
オンラインレッスンは場所に関係なく自宅で内容の濃いレッスンを受けることができます。
私も今プロのジャズサックスプレイヤーのオンラインレッスンを2か月に1度程度の頻度で受けています。
ZOOMなどのビデオ通話を利用することで、講師は受講生の演奏を見ながら適切なアドバイスを行い、受講生もリアルタイムで質問や相談ができます。
ビデオ通話を利用することで、講師は受講生の演奏を見ながら適切なアドバイスを行い、受講生もリアルタイムで質問や相談ができます。
録画機能を活用すれば、自分の演奏を後から確認したり、講師からの指摘を復習したりすることも可能です。
YOUTUBE上で演奏動画を載せているプレーヤーの中にも「オンラインレッスンやってます!」というプロも多いです。
ただし、自分にあった講師かどうか見極めるのは難しいので、体験レッスンをやっている講師の方に連絡をとってお試しでレッスンを受けることも可能です。
講師のプロフィールやレッスン内容を確認して、自分に合った講師を選ぶことができるので、いろいろ探してみてはどうでしょうか。
以上サックスの練習をする3つの方法をあげました。それぞれ特徴、長所短所がありますので、ライフスタイルや練習のペース、どんな形でアウトプット(発表会など)するのか
目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
音楽教室は対面でのコミュニケーションや実践的な経験を重視したい方に、通信教育は自分のペースでじっくり学びたい方に、オンラインレッスンは柔軟なスケジュールと高品質な指導を求める方に適しています。まず自分でやりやすいところから始めてみてください。
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